2015年1月31日土曜日

切迫早産体験記⑤〜入院中の過ごし方〜

切迫早産で入院中、困るのが暇なこと。病院で決まっている一日のスケジュールはだいたい以下の通り。

7:00 起床、検温
7:30 朝食
10:00 40分間のモニター、検温、タオルで体拭き
12:00 昼食
17:30 検温
18:00 夕食
22:00 消灯

このスケジュールに、日によって面会、お腹の張りがあれば再度モニター、洗髪(3日に1回)やシャワー(1週間に1回)等が加わります。ご覧の通り、ほとんどフリータイムです。「悩みは暇なこと」なんて贅沢すぎますが、時間をつぶすにしてもベッドの上から動けない、横に寝転びながらできること等、制限がかなりあるんですよ。その範囲内で、上記スケジュールにいかに項目を追加し、暇な時間をなくしていくかが勝負です。

私の主な時間つぶしは①読書②ブログの記事を書く③テレビ④フェルト手芸でした。①〜③は全部目を使い、ずっとやっていると目が疲れてしまうので、④フェルト手芸をしてちょうどバランスが取れました。もちろん携帯をいじっている時間も長かったです。入院後半はよく携帯で漫画も読んでいました。15時はおやつの時間にし、差し入れでもらったお菓子や果物を食べる時間。

また入院生活を充実させるには、徐々に快適さを追究していくことが大切です。この「徐々に」というのは長い入院生活でポイントとなります。身体的な苦痛は早期に改善した方がいいですが、短期間なら気にならない点は気になりだしてから改善した方が喜びを実感できます。まず私は病院の枕が高くて首が痛くなったので、入院した週に家から自分の枕を持ってきました。入院2週目からは朝・晩の食事についてくる牛乳をジュースに代えてもらいました。乳アレルギーはないのですが、もともと牛乳を飲む習慣がなかったので、残すようになってしまったんです。入院5週目ぐらいからはお腹が大きくなって胃が圧迫されて胃液が逆流しやすくなり、昼・晩の白米がほとんど食べられなくなりました(朝はパン)。白米を残しがちだと気付いた看護師さんがうどんに代えることを提案してくれ、うどんに代えてもらいました。「うどんだと飽きない?飽きたら蕎麦や煮麺にも代えられるよ。」と言ってくれましたが、ずっとうどんが食べたかったので最後までうどんにしました。私の場合、主に食事を少しずつ代えてもらったのですが、代わった時の喜びといったらありません。

最後にフェルト手芸で作った作品の一部を載せさせてください。私の入院生活を耐え抜いた証(涙

2015年1月27日火曜日

切迫早産体験記④〜退院〜

妊娠29週0日から入院し、36週3日の午前中に無事退院することができました(2014年12月3日〜2015年1月24日)。退院3日前に内診があり、子宮頸管7mmでした。子宮口の開き具合は「刺激すると破水するかもしれないから見ていませんが、開いてきていると思います」というかんじ。53日間の入院を終え、本日36週6日。まだ赤ちゃんは生まれていません。

ウテメリンの点滴は4A17mlを2日かけて減量し、3日目に点滴を外しました。点滴の減量中や点滴を外した後、定期的なお腹の張りはあるものの、9分間隔の張りなんて毎日のことだし、看護師さんも「痛みや破水があったら言ってください」ぐらいで慣れっこ。

退院後は家の中に引きこもっていて、特に運動もせず、ほとんど座って過ごしているのですが、退院翌日は太ももと腰の筋肉痛がひどかったです。約2ヶ月、ずっとベッドに横になってたもんな。病院ではご飯を食べる時も極力お腹に力が入らないよう、起こしたベッドにもたれながら食べていたので、うちで普通の椅子に座っているだけで十分運動になります。

病院で退院が近づくにつれて、看護師さんたちが「よく頑張ったね」「しんどかったね」と声をかけてくれたのですが、その言葉が心にしみるしみる。入院中、一時期心がダークになってしまい、いつも通りの看護師さんたちに対して「人事だと思って。入院してる患者の気持ちなんてわからないでしょ」と思ってしまう時期もありました。入院2週目に少し体を起こしてパソコンをいじっていると「他の病院に搬送するかどうかってところなんですよ」とか、「「36週より前にお腹の張りが点滴で抑えきれなくなったら搬送ですよ」とか、看護師さんたちはただ本当のことを言っているだけなのに、脅されてるかのようで少し反抗的な態度を取ってしまったこともありました。入院してた病院は新生児集中治療室がなかったので、高度な医療が必要になったら本当に搬送の状況だったんです。それを防ぐために心配して看護師さんたちは言ってくれてたのに・・・すみません。患者もいろいろあるんです。でも今は看護師さんたちはずっと応援してくれてる存在だったんだな、としみじみ感じます。本当にお世話になりました。

明日で37週0日。いつ生まれるのかな。

2015年1月23日金曜日

切迫早産体験記③〜ウテメリン点滴〜

29週0日で入院し、24時間点滴の生活が始まりました。ウテメリン2A18mlからスタートし、お腹が頻繁に張る(10分以内の定期的な張り)たびに流量が増えていきました。流量の推移は以下の通りです。

A18ml→A21ml→A24ml→A26ml→A28ml→A31ml

ここで2A31mlだとすぐトイレに行きたくなるので(血液中の水分量が多くなって頻尿になるんだったかな?)濃度を濃くし流量を減らすことになり、4A15mlになりました。この時点で35週0日。36週まであと一週間!もう点滴の流量を増やすことはないだろうと思っていたら、35週5日にお腹が張り、まさかの増量。

A15ml→A17ml

最終的に4A17mlで36週を迎えました。36週0日から徐々に量を下げ、出産につながる陣痛がなければ退院です。減量計画は以下の通り。

A17ml→A12ml→Aml→点滴外す

2日かけて流量を減らし、3日目に点滴を外し、4日目に退院のスケジュールに決まりました。ちなみに点滴最終日は1時間に7mlだと流量が少ないため点滴の機械が認識できず、頻繁にエラーになるかもしれないということで、4Aml→A14mlに変更されました。


本日減量計画3日目。今朝点滴が外れました!!点滴を抜いた後の張り返しなのか、定期的なお腹の張りはありますが痛みはなく、この張りが陣痛につながるのかはまだわかりません。夜中何もなく朝を迎えることができれば、明日退院です。

【参考】
ウテメリンの副作用で頭痛や頭がボーッとするときは氷枕で頭を冷やすとマシになりました。

2015年1月16日金曜日

Organic Cafe LuLu@木場

訪問時の子供の年齢:1歳6ヶ月(2014年9月)

親子で楽しめるとてもオシャレなカフェです。「親子で楽しむ」というと、子供の汚れ対策なのか、どうしても安っぽい内装になってしまいがちなのですが、ここのカフェは違います。大人の感覚で普通にオシャレです。店には靴を脱いで入るのですが、中に入ってびっくり。床には人工芝が敷き詰められているんです。天井が高く開放感があり、道路を挟んで向かいは木場公園が見えているのもいいですね。とてもリラックスできる空間です。席はテーブル席とローテーブル席、両方あるので子供の動き具合によって選べます。

キッズスペースと呼んでいいのかわかりませんが、店内には「小さな家」があります。その名の通り子供用の小さい家で、中には電車のおもちゃがあります。また自由に手に取って読める英語の絵本もたくさん置いてあり、LuLuはコンセプトとして英語環境の提供を掲げているようです。私は訪問した時に気付かなかったのですが、15時以降は外国人スタッフが子供に遊びを通して英語に触れる機会も提供してくれるということです。

料理はメニューに材料の産地がちゃんと記載され、とことんオーガニックにこだわっています。メニューは大人用、子供用、離乳食と分けられています。子供用のメニューを見てびっくり。卵・小麦・乳を使わないオムライスがありました。オムライスの卵の部分をどうするのかと思ったら、豆腐・山芋・とうもろこしを使って卵っぽく表現していました。もちろん子供用に選んだメニューはこのオムライス!初めてうちの子でも食べられるオムライスに出会いました。子供がどんな反応を示すのか楽しみにしていると・・・口から出した。試しにもう一口食べさせてみるが、やっぱり口から出す。味が薄すぎて、気に入らないらしい。えーせっかくのオムライスなのに。オムライスの美味しさは、やはり卵とのコンビネーションなのだろうか。結局オムライスを全く食べないので、もう一品お子様カレーを注文しました。

ここの料理でアレルギーっ子の親として気になったことが一点あります。大人・子供用メニューのご飯が玄米ということです。うちの子は普段白米を食べているけど、少し米アレルギーもあり、玄米は避けていました。なので子供用のランチには玄米の代わりに白米を使ってほしかったんだけど、店員さんに相談したら玄米しかないと言われてしまいました。たまたま質問した店員さんが外国の方っぽかったので、「白米」っていうのを理解してもらえなかったかもしれませんが、玄米は少し味にクセもあるし、白米も選べたら助かるな、と思いました。玄米を試してみた結果、子供が食べても何もアレルギー反応は出なかったので良かったですが、玄米のクセをカレーでごまかすのに必死でした。次回訪問したら、子供のご飯を白米にしてもらえないかもう一度聞いてみようと思います。

ベビーカー入店:NG。ベビーカーは入り口の前に置いて、靴を脱いで店内に入ります。
オムツ替え:あり
ベビー椅子:あり
アレルギーっ子の食事:お子様カレー¥500(大人の食事とセット。子供のみ単品だと¥1000)

2015年1月13日火曜日

科学技術館@九段下、竹橋

科学技術館 http://www.jsf.or.jp
訪問時の子供の年齢:1歳6ヶ月(2014年8月)
料金:大人¥720 中・高校生¥410 子供(4歳以上)¥260

小学5年生の娘がいる友人と4人(私、1歳6ヶ月の息子、友人、小学5年生の女の子)で訪問。うちの子はまだ科学なんて全くわからないし、早すぎるんじゃないかな?と心配していましたが、息子は楽しかったようです。

「科学」と言われても何があるのか親の私もいまいちピンと来なかったあのですが、子供の大好きなアレも科学なのですね。男の子が大好きなもの・・・そう、車です!2階に「ワクエコ・モーターランド」という展示室があり、様々なミニカーの展示の他、車・バイク等の乗車体験ができるのです。うちの子はまだ乗車体験はできませんでしたが、車を見るだけで大興奮。車以外の展示は1歳の息子にとって???というものばかりだったと思いますが、「展示されている空間」そのものに興奮しているのか、周りにお兄ちゃんお姉ちゃんがたくさんいるのが嬉しいのか(お兄ちゃんお姉ちゃんが大好きなので)、楽しそうに走り回っていました。

また科学技術館の特徴は子供だけでなく大人も楽しめることです。私が訪問したときは話題の3Dプリンターも展示されており、初めて見る実物に興奮しました。他にも「へぇ、そんな風になっているんだ」と大人でも知らないことばかりです。勝手な印象ですが、男性の方が女性より車が好きだし、科学に興味がありそうなので、ここはお母さんよりお父さんが子供と来た方がいいんじゃないかな?と思いました。

科学技術館のお勧めポイントは、空いていること!お盆休みの最終日の日曜日に行ったのでかなり混雑する日だったと思うのですが、「あれ?この程度?」という混み具合でした。主な来館者は小学生だと思うので、小学校の授業がある平日に来たらガラガラなんだろうな。館内は広く、小さい子供は動き回って体力を消耗すること間違いなしなので、雨の日どこに出かけようか困ったときお勧めの施設です。

休憩コーナーがあるので、お菓子やお昼御飯を持参して食べられます。ちょっとした軽食・喫茶レストランもありますが、小さいです。

ベビーカー入館:NG。1階チケット売り場に預ける。
オムツ替え:あり

2015年1月10日土曜日

東京おもちゃ美術館@四谷三丁目

東京おもちゃ美術館 http://www.goodtoy.org/ttm/
訪問時の子供の年齢:1歳4ヶ月(2014年6月)
料金:子供¥500(2歳以下は無料) 大人¥700

閉校した小学校を利用した美術館です。美術館といっても、おもちゃが展示してあるだけではなく、実際に触って遊べるおもちゃがたくさん置いてあります。また「おもちゃ芸術員」というボランティアスタッフさんもいて、遊び方を教えてくれる等、遊びをサポートしてくれます。

主な遊び広場は2階の「おもちゃのもり」と1階の「赤ちゃん木育ひろば」でしょうか。「おもちゃのもり」にあるものは全て木製で、木のボールプール、木の塔、木の楽器など木のおもちゃづくしです。ここは1人で動き回り、遊べる幼児向けの部屋という印象です。まだ親がリードしてあげる必要がある乳幼児向けは0〜2歳専用の「赤ちゃん木育ひろば」です。ここなら走り回る子供もほとんどおらず、安心してハイハイの子供も遊ばせることができます。

時間の関係で1階と2階しか見ず帰ってしまったのですが、おもちゃ美術館には3階もあったんですね。ホームページを見ると3階は幼稚園以上のお兄ちゃん・お姉ちゃん向けのおもちゃやゲームのようですね。次訪問したときは必ずチェックします!

館内は飲食禁止なので、一度外に出てご飯を食べなければいけません(再入場可能)。私は近くにある消防博物館の休憩スペースでお弁当を食べてからおもちゃ美術館に行ったのですが、それだと到着してから2、3時間で子供のお昼寝の時間になってしまい、遊べる時間が短かったので、朝から行ってたっぷり遊べば良かったなと思いました。

ベビーカー入店:NG。建物の入り口にベビーカー置き場があります。
オムツ替え:あり
授乳室:あり。ただ数か少ない。

2015年1月7日水曜日

アソボーノ@水道橋、後楽園、春日

訪問時の子供の年齢:1歳7ヶ月(2014年10月)
料金:大人 入館料¥930(こども1日フリーパス同伴の大人は再入場可)、子供(6ヶ月〜小学生)¥930/60分(延長30分ごとに¥410。再入場不可。) 1日フリーパス¥1550(特定期間を除く平日のみ。再入場可。)

東京ドームシティの中にある遊びの楽園、アソボーノ。子供たちはアソボーノが大好きで、帰り際には「帰りたくない」と大泣きされます。ボールプール、トランポリン、プラレール、おままごと、アンパンマンのおもちゃ等、子供たちはいくら遊んでも遊び足りないようです。一方、大人は体力がいくらあっても足りない・・・ただそばで見ているだけのはずなのに。大人は疲れますが、子供は大喜びなので、また連れて来てあげたくなります。
料金は安くないので、一度行ったらフリーパスでたっぷり遊びたいのが親心。しかし土・日曜や祝日、夏休み等の特定期間はフリーパスが販売されておらず、また平日でも混んでいる日は一定数に達すると販売中止になるので要注意です。フリーパスで遊びたい場合は平日の午前中に行くことをお勧めします。アソボーノは平日10時から営業しているのですが、10時の時点で行列ができていることもあります。もしかしたら待ち時間があるかも、ということも考慮して行ってください。

アソボーノは飲食の持込禁止で、施設内には飲み物の自動販売機しかないので、昼食を食べるためには一度外に出なければいけません。入り口のすぐ前にGO—FUNというフードコートがあるのですが、そこで食べる親子が多いです。ゆえに混んでいます。

実は今回2度目のアソボーノ訪問。一度目は子供が5ヶ月の時でした。参考までにそのときのレポートも載せておきます。

訪問時の子供の年齢:5ヶ月(2013年8月)

まだお座りしかできない我が子を連れてアソボーノ初訪問。5ヶ月以下の子供は入館無料なので、試しに来てみました。ベビー専用エリア、ハイハイガーデンでなら遊べるはず。他のスペースは1人で元気に遊べる子どもたちのスペースなので、親は少し離れたところからソファーに座って見ている。しかしハイハイガーデンの赤ちゃんたちはまだまだ親のサポートが必要で目が離せないので、ほとんどが両親+赤ちゃんの3人一組で行動。赤ちゃんなのでお父さんとお母さん、両方が付き添っていることが多いです。結果、赤ちゃんの数より大人の数の方が多くなり、小人の遊び場が巨人であふれる図になっている。息子が一番気に入ったのは2面鏡。ボールプールは不安定な感じが怖かったのか、泣きそうになってた。その他赤ちゃん向けのおもちゃもたくさんありました。17時半になり、館内がだいぶん空いてきたので、他のスペースもうろちょろ。乳児が遊べるものは全くありませんでした。5ヶ月以下の子供は入館無料なので来てみたのですが、5ヶ月の子にはまだまだ早すぎるみたいです。

ベビーカー入店:NG。入り口でベビーカーを預けます。
オムツ替え:あり
授乳室:あり

2015年1月5日月曜日

N3331@秋葉原、神田、御茶ノ水

N3331 http://n3331.com
訪問時の子供の年齢:1歳6ヶ月(2014年9月)

電車好きの間では有名なカフェらしく、マーチエキュート神田万世橋の2階にあります(写真はマーチエキュートの入り口です)。中央線快速の上り・下りの線路に挟まれたカフェで、ガラス越しに走っている電車が見えるのですが、電車が通ると相手の話し声が聞こえないぐらい、すぐ横を電車が走って行きます。

メニューは品数が少ないので、飲食を楽しむというより、電車がメインでそのついでにちょっと飲み食いする程度の気持ちで行った方がいいと思います。入り口のレジで注文と勘定を済ました後、席につき、注文の品は後で店員さんが席まで持ってきてくれます。

電車が近くで見られるので子連れが多いですが、変わった立地のカフェなので大人にも人気です。席数はあまり多くないので、タイミングが悪いと満席で入れないかもしれません(テーブルの予約はできない)。私は日曜の夕方に行ったのですが、その時子連れ客は私たちだけで、席には余裕がありました。

 満席で入店できなくても、安心してください。店の前のスペースがガラス張りの展望テラスになっているので(左写真)、電車が目的であればテラスでも十分楽しめます。もちろんこの展望テラスは無料。


ベビーカー入店:OK。ただ店内は縦長で狭く、通路はギリギリベビーカーが通れる程度の幅。

2015年1月3日土曜日

切迫早産体験記②〜自分を励ます〜

今私がしなきゃいけないことは絶対安静。赤ちゃんを守るために私が唯一できること。でもふと思ってしまう。毎日何もせず過ごしているけど、今の時間って意味あるのかな。ただただ時間が過ぎるのを待つって無意味な気がしてしまう。お腹の赤ちゃんにとっては「お腹の中にいること」がとても大事なことなのに。

今早産で生まれたら赤ちゃんはNICU(新生児集中治療室)に入らなきゃいけなくなる。入院中の総合病院にNICUはないので、赤ちゃんはうちから遠く離れた病院に入院になり、私は毎日母乳をもって通わなきゃいけなくなる。早産の後遺症が残るかもしれない。今まだ生まれては駄目。頭ではわかっているのに、ふとした瞬間、絶対安静が嫌になる。

そんなとき、ある動物を思い出した。

皇帝ペンギン

極寒の南極大陸でじっと卵を温める皇帝ペンギン。メスは卵を産んだ後、餌を求めて海へ向かう。メス不在の間、オスは何も食べず、ただひたすら卵を温め続ける。そう、ただただ卵を温めるのだ。

卵を温めているオス、切迫早産の妊婦と同じ状況じゃないか!!ピンと来ない人もいるかもしれないが、私にはこの考えがしっくりきた。

私は今、卵を温めている皇帝ペンギンなのだ。そう、私は皇帝ペンギン!子供の誕生を楽しみにして、じっと耐えよう。こんな励まし、変かな?

2015年1月1日木曜日

切迫早産体験記①〜子宮頸管の短さ&入院〜

私がこのブログを書くきっかけになったのは第二子妊娠中に切迫早産で入院になったことです。入院で自分の時間がたっぷりできたので、その時間を利用してブログを書くことにしました。主にこのブログでは子連れの外食や外出をまとめるつもりなのですが、私自身の切迫早産についても書いておこうと思います。

私の入院の理由は子宮頸管の短さです。23週の妊婦検診で内診があり、子宮頸管は4.5cmでした。4cm以上だったら問題ないということで、上の子とたくさん思い出を作ろうといろいろなところへ出かけていました。上の子の妊娠中は何もトラブルがなかったというのも気を抜いてしまう一つの要因でした。しかし28週の内診で子宮頸管が1.5cmに!まさか約一ヶ月で3cmも短くなるなんて!!その日は上の子も一緒だったからか家には帰れましたが、29週0日から入院。トイレ以外はベッドの上で絶対安静、ウテメリン24時間点滴、シャワーは一週間に1回、洗髪は3日に1回の入院生活が始まりました。

12月上旬29週から入院し、今33週です。4週間経ちました。私の子宮頸管の短さでは臨月の36週になるまで退院できません。36週になったら退院!あと3週間!入院して最初の数日は一日がとても長く感じましたが、入院生活に慣れてからは1週間が早く感じるようになりました。この調子なら残り3週間なんてあっという間!と軽く考えていたのですが、なぜか今週は一日一日がとても長い・・・なかなか一週間が終わらない・・・なぜ!?1人の時間をもっと大事にしろってこと!?もう満喫しましたよ〜

私の入院後の子宮頸管記録です。30週1.2cm、31週9mm、32週1cm、33週7.5mm。安静にしているはずなんだけど、順調に短くなる子宮頸管・・・正直、どうしたらいいのかわかりません。


最後になりましたが、皆様あけましておめでとうございます。今年は病院のベッドの上で言葉通りの「寝正月」です。このまま冬眠してやる〜