2015年2月6日金曜日

切迫早産体験記⑥〜入院費〜

切迫早産で長期入院が決まり、最初はそれどころじゃないけど、徐々に気になってくるのがお金のこと。病院の会計の人に入院費がどれぐらいになるのか聞いても、「治療内容によって変わってくるので」と言って教えてくれませんでした。だいたいの金額でいいのでと食い下がっても、数字一つ教えてくれません。ネットでいろいろな人の体験談を読むと、①入院・治療費②食事代③差額ベッド代(個室代)がかかるということでした。「①入院・治療費」は保険適用になる部分がほとんどで、保険適用だと健康保険が利用できます。しかし保険適用で3割負担だとしても、長期入院だと高額になるのは間違いありません。そこで高額療養費制度が助けになります。これは同一月の医療費の支払いが高額になった際、自己負担額の一定金額を超えた分が後日の申請で払い戻されるものです。「②食事代」は入院中一食¥260で計算します。「③差額ベッド代」は個室代です。私が会計の人に入院当初確認できたことは「差額ベッド代はかかっていない」ということだけでした。

以下、私の入院した総合病院で実際にかかった費用です。費用は月ごとにまとめられており、自費扱いの妊婦健診代は除きます。

平成26年12月3日〜平成26年12月31日 計 約10万円

【内訳】
入院費 保険適用前 ¥750,050 
本来なら3割負担で約22万円となるところですが、高額療養費制度で自己負担は約8万円(所得によって変わるので注意)でした。
食事 ¥22,360(1食¥260×86回)
差額ベッド代 ¥0

平成27年1月1日〜平成27年1月24日 計 約10万円

【内訳】
入院費 保険適用前 ¥529,490 
12月分と同じく、本来なら3割負担で約15万円となるところですが、高額療養費制度で自己負担は約8万円(所得によって変わるので注意)でした。
食事 ¥18,200(1食¥260×70回)
差額ベッド代 ¥0

私は12月上旬の入院だったので、12月分の入院費支払いまでに限度額適用認定証を申請し、病院の会計に提示することができました。高額療養費制度は一度窓口で自己負担分を支払った後、後日一定額を超えた分が払い戻されますが、限度額適用認定証は事前に提示しておくことで窓口の支払いの時点で一定額までの支払いで済みます。
また退院後、同じ月に検診か何かで同じ病院の同じ科にかかるとしても入院と外来で限度額は別扱いなので気をつけてください。私は1月24日に産婦人科を退院し、1月30日に同じ病院の産婦人科に妊婦検診に行きました。その時保険適用の項目があり、1月の入院費は限度額を越えていたので保険適用分は支払わなくてもいいんじゃ?と思っていたら、「入院と外来は別扱いです」と会計で言われました。

まさか出産前にこんなにお金がかかるとは、痛過ぎる(涙 他の切迫早産の方のブログを読んでいると、入院保険に入っていたから自己負担はほとんどなかったとか、むしろプラスになったお金で赤ちゃんグッズを買えたとか、賢いママがたくさんいらっしゃいました。

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